チェルノブイリ

まだインターネットを用いる週間が一般に普及しだして間もない1998年時点で、すでに大きな問題を引き起こした。コンピュータウイルスも存在しています。1998年の6月、台湾でチェルノブイリと呼ばれるコンピュータウイルスが発見されました。

このウイルスは特に破壊力の強いものに分類され、パソコンの実行ファイルと呼ばれるファイルに感染し、その後にハードディスクの内容などを破壊していってしまうというものです。さらにファイルの隙間を上書きする形で、実行ファイルにとどまるために、ファイルのサイズからも感染が把握しにくいと言う特徴があります。

このウイルスがチェルノブイリと呼ばれるようになったのは、チェルノブイリウイルスが発動し、データなどを破壊するような活動をするのは決まって、チェルノブイリ原発事故の起こった4月26日であるからと言われています。

チェルノブイリウイルスの作成者は台湾在住の24歳の男性であるとされ、発祥日は彼の誕生日であったとされ、チェルノブイリ原発事故とは直接的な関係はないものとされています。

チェルノブイリウイルスは、当時としては非常に大規模な被害をもたらしたウイルスであるとされ、韓国では約100万台ものコンピュータがチェルノブイリに感染していたとされ、被害総額は2億円以上のものになったとされています。

チェルノブイリウイルスは一旦は沈静化したものの、その後のワームによるコンピュータウイルスに影響を与えたことは確かでしょう。